2015年9月度マイベスト
今月もサブコンの投票曲を紹介します。今回は9月度です。今回も大切にしたい曲が沢山発見できました。
1.つくり囃子/パスピエ
- パスピエは本当に毎回面白い曲を作ってくれますね。今回は懐かさを感じさせつつ今までにない新しい世界観を作り出していて、これぞパスピエだ!というようなオリジナリティを存分に見せてくれています。
- 「とおりゃんせ」のときもそうですが、昔話を連想させるような歌詞もとてもセンスを感じます。曲の雰囲気と合っていますね。
- 音作りも本当に全て自分のツボを突いてくる感じで、一つ一つのフレーズを何度も味わいたくなります。
- イントロのリフからまず格好いいのですが、2:28くらいからのサビ前の展開も本当にカッコイイ。
- 最近のパスピエは、自分の音楽観との相性がピッタリだと感じています。
2.ヒズムリアリズム/カラスは真っ白
- こちらもイントロのリフから引き込まれます。イントロは本当に大事ですね。イントロが良いだけで、その後聴く気分が上がるし、その逆もしかりです。
- サビのメロディがとても癖になりますね。タイトル通り、身体を揺らしてリズムを取りたくなるような心地よさがあります。
- サビの後の演奏も踊りだしてたくなるような気持ちにさせてくれて癖になります。
- サビ前の「Listen!」も何とも可愛らしくていいですね。
3.借金少女マドカマジか/あべりょう
- こういう風刺ソングはすごく好きですねー。聴くときのポイントは、歌詞を真面目に捉えないこと。堅苦しく考えずにお遊びソングと考えればこんなに楽しい歌はそうそうないと思えます(少なくとも自分には)。
- 円を「まどかちゃん」、政治家を「永田さん」、官僚を「霞ちゃん」と表現するセンスが凄すぎます。
- 爽やかで伸びのある本格的な歌声というところもポイントで、風変わりの歌を高い歌唱力でしっかりと歌っているというギャップも面白い点です。
- よく考えたら、ブリーフ&トランクスも面白い歌詞の歌を爽やかな歌声で真面目に聴かせるという点では同じ系統に思います。
4.君のほんの少しの愛で/sebuhiroko
- 世武さんは本当に愛情を持って曲を作っているんだな、というのが毎回伝わってきて、それだけで嬉しくなります。
- ピアノを主体としたハネるような演奏が印象的です。音楽的な深いバックグラウンドがあるんだろうな、というのが聴いていて伝わってきます。
- 今の若い人の音楽に付いていけないと思っている人たちにも是非聴いてもらいたいですね。こんな心が洗われる歌があるんだ、と思ってもらえたら嬉しいです。
- 名前をローマ字表記に変えたのは世界展開していきたい意志の現れなのでしょうか。今後も期待しています。
5.あした地球がこなごなになっても/でんぱ組.inc
- 今までのでんぱ組の印象とは違って、聴かせる系の歌ですね。想像以上に良かったです。
- アイドルというと可愛らしい曲、とか、盛り上がれる曲、が好きな人が多いかもしれないですが、個人的にはこういう真面目な歌を真剣に歌うところに心が打たれます。真っ直ぐな心。
6.逆光/People In The Box
- これぞPeople In The Boxの真骨頂という感じのらしさが溢れた癖のある楽曲に仕上がっています。
- 決して万人受けするとは思えないのですが、なぜか何度も聴いてしまいたくなる中毒性があるんですよね。芸術性も感じます。
7.Spin Big/BONNIE PINK
- BONNIE PINKの格好良さは健在!というような歌で嬉しくなりました。日本人女性歌手でこんな歌を歌える人がどれだけいるでしょうか。
8.流れ星/関取花
- 生の歌という感じのリアルさが印象に残りました。ライブ会場で聴いてみたくなりました。
9.トリセツ/西野カナ
- 西野カナさんは歌詞のわかりやすさと声の綺麗さがいいですね。売れているミュージシャンの中では抜群な歌唱力があると思います。
10.8ビットボーイ/三戸なつめ
- ポップでお洒落で華やかな聴いていて心地よい曲です。