todojunの音楽ブログ

最新のオススメJ-POPの紹介を中心に音楽について語ります。

2014年11月度マイベスト10

サブコンというJ-POP投票サイトの企画のうち、2014年11月度の1次投票で投票した曲を紹介します(曲名の左の番号が投票順位です)。今回は個性的な素晴らしい曲が多い豊作月でした。

また、現在、25日(日)22時までの締め切りで、11月度の2次投票を受け付けています(2次投票受付)。興味がある方はぜひ投票してみてください。

 

1.Will?You?Marry?Me?/清竜人25


天才ミュージシャンの清竜人がアイドルユニットを組んで面白いことをやってくれました。他の人には絶対に真似できない世界観を突っ走っているのがかっこいいです。曲自体も楽しい雰囲気で、聴けば聴くほどハマッてしまうような中毒性があります。

また、このPVだけでも楽しさが十分に伝わってきますが、ライブ映像のライブ感が本当にやばいです。音楽という枠を超えて濃厚なエンターテイメントになっています(歓声もすごいですね。カリスマ性も持っていると思います)。

CAN YOU SPEAK JAPANESE?」の頃から変態的な才能を感じていましたが、さらに突き抜けていて、今後の展開にも要注目です。まだ25歳と若いですしね。

 「プリーズリピートアフターミー」のような名曲路線にはもう戻ってこないかもしれないですが、とにかく今はやりたいを突っ走っていってほしいです。


2.さばの味噌煮/朝倉さや

伸びやかで表情のある歌声に一聴惚れしました。歌声だけで鳥肌が立つのは初めてかもしれません。曲自体も、哀愁を感じさせる歌詞や雰囲気がとても好きです。

この曲を聴いてすぐ朝倉さんのウェブサイトを確認し、カバー曲と自作曲が沢山入ったアルバム「マストアイテム」を注文してしまいましたが、この企画で曲を聴いてからCDを注文するまでの最短だったと思います。

今後も要注目です。

 

3.skirt/杉恵ゆりか

これはもう女性にしか作れない曲ですね。女性の情念がこれでもかと表現されています。この情念に引きづられるように、この曲を聴いていると身体が熱くなってきます。

 

4.Rebirth/平岡史也


軽快でカッコいいピアノロックです。しっかりした内容の歌詞なのですが、譜割りセンスがいいためか、主張しすぎることなく曲の中に自然に溶け込んでいます。そのおかげで途中に入ってくる英語詞に浮いた感じが全くなく違和感がありません。

この英語詞の自然な入れ方や曲の雰囲気が井上ジョーに似ている気がすると思ったのですが、ニューヨークに留学していたということで、ロサンゼルス出身の井上ジョーと通じるところがあるのかもしれません。

そういえば、井上ジョーは「CLOSER」など好きな曲が多かったのですが、最近どのような活動をしているのでしょうか。


5.Lovin' Junk/Diggy-MO'


Diggy-MO'の圧倒的な個性はやっぱりすごいですね。SOUL’d OUTの曲も好きですが、Diggy-MO'単体の方がやりたいことをやっている気がしますね。

 

6.Mi Amor/赤西仁


Diggy-MO'も圧倒的な個性を放っていますが、こちらも誰にも真似できない個性が際立っている曲です。一般に受け入れられるかは別として、音楽性を極限まで追求して辿り着いた世界にいるという気がします。

以前、「アイナルホウエ」を聴いてこれは本格的だ、と思っていたのですが、今後も期待できそうです。才能あふれた素晴らしいミュージシャンだと思います。

元ジャニーズということで先入観を持ってしまう人も多いと思いますが、一旦元ジャニーズであることを忘れて曲に没頭してもらいたいと思います。

 

7.IDOL ILLMATIC/ライムベリー

アイドルラップというジャンルは結構好きかもしれません。ちょっと力の抜けた感じがいいですね。女性グループのゆるり曲で好きな曲といえば「IN DA GOLD,/住所不定無職」が挙げられるのですが、自分の中ではそちらの系統に近いです。

ライブ映像も見ることができます。

  

8.2nd/ポタリ


個性という点では、今回紹介する曲の中では一番「普通」の曲だと思います。たまにはこういう素直でストレートなロックもいいですね(笑)。とはいえ、曲展開や演奏にキラリと光るセンスを随所に感じさせるなど、きちんと「らしさ」が出ており、それが何度も聴きたくなる要素になっています。

年間2000曲を超える曲数を聴いてきて、何回も聴きたくなる曲というのは、そのミュージシャンの「らしさ」が表現されている曲だと感じます。人間の魅力も「らしさ」にあると思うので、それと同じではないでしょうか。

 

9.インパーフェクション/ヒトリエ

イントロからヒトリエの曲だとわかるようなギターのリフや音色、曲全体の疾走感やそれに自然に乗っかったヴォーカルと、個性が光っています。ジャンルとしてはロックになるのでしょうが、ロックという言葉では表現できない新しい音楽の世界を提供してくれていると思います。

 

10.新しくなったら/かえる王国

こういうのんびりとした穏やかな曲は心が癒やされますね。一聴してやや地味に感じても、何度も聴くうちにじわじわと染みこむように良くなっていくこういう曲が売れるような音楽業界であって欲しいです。